夏休みの自由研究 ー小学生編ー
今日から三連休!!
三連休のミッション!!!
『子供の夏休みの宿題を片付けよう』
まずは、「自由研究」から。
今年のお題目は、『理科の研究』。
ということで、研究のタイトルは、
【 水はなぜ透明なのか 】
子供と風呂に入っているときの子供の発した「なんでお風呂は透明なのかな?」の一言から、このテーマを設定した。
テーマも決まったので、さっそくググってみると、あっさりと答えが出てきた。
検索:「水はなぜ透明なのか」
結果:「水を構成する酸素と水素が光を通しやすい性質を持っているため」
なんともあっさりした答えである。
このままでは、これで終わってしまう。
もう少し、ふかぼりして調べなくては。
ということで、光の性質から調べてみると、
「光は、波であり、粒である。また、大きさはない。」ということが分かった。
また、光が物質に当たる(ぶつかる)と、次のような反応を示す。
① 物質中に「吸収」される。
② 熱エネルギーに「変換」される。
③ 吸収されなかった光が「透過」する。
④ 物質表面で「反射」、「散乱」する。
なるほど、光の性質のようなものは、少なからず把握できた。
では、次に水の性質を調べてみる。
水は、水素と酸素で構成されている。「H2O」である。
水素も酸素も原子であり、原子は原子核とその周りに電子が配置された構成となっている。
原子核と電子の距離は、原子核や電子の大きさに比べると驚くほど長い距離になっている(地球を回る月のような関係かな)ため、大きさを持たない光は、自由に原子核と電子の間に入り込み、通り抜けることが可能である。
「おっ!」なんか答えに近づいてきた予感が。
光の性質③の「透過」である。
「水は、光が透過するから、透明に見える」ということでは?
では、なぜ透過するのか。他の性質である、吸収や反射、散乱ではないのか。
そこには、光と電子のふるまいがあるようである。
光と電子の間では光エネルギーなどのやり取りが行われているようであるが、小学生の自由研究では、チョット難しすぎるところなので、「光と電子には相性がある」と言っておこう。
相性がいいと、光は原子の中を通過するときに、電子に引き寄せされる(吸収される)。その結果、光は透過しないため、物質は透明にはならない。
そう考えると、水を構成する水素と酸素の電子は、光との相性があまりよくない(悪い?)ため、光が電子に引き寄せられずに(寄り道をすることなく)通過するため、透明に見える、と言えるのでは。
まとめ
問:「水はなぜ透明なのか」
答:「光が水の中を通過するときに寄り道をしないから」
あとは、子供に絵を盛り込みながら書かせよう。下書きは俺がしないといけないかな・・・。