自閉症と診断された息子とともに!
小学校5年生になった次男が、『自閉症』、『学習障害』の傾向がある、と診断された。
「傾向がある」というのは、専門の診療科でのテストやヒアリングを通じて判定されたもので、『自閉症』や『学習障害』と特定するには至らないものの、判定する点数が標準値よりも高い値を示しており、まさに「その傾向がある」というもの。
幼稚園、小学校入学後もそのような印象は持っていたし、そのつもりで診察を受けているので、その診断事態に驚くことはなかった。
受診のきっかけ
これまでの学校生活での特徴としては(先生から聞いていること、授業参観での様子などから)
・ 授業に集中できない ・・・ ノートはほぼ白紙、テストも白紙。ひとり遊び、空想の世界に入り込む。
・ 次の行動へ移れない ・・・ 次の授業などの準備へ取り掛かることができない、遅い。
でも、友達は多く、みんなが助けてくれている。
常に、隣の席の女の子がお世話係となって、手伝いをしてくれているらしい。
対して自宅では
・ 切替ができない ・・・ 遊びやテレビから次の行動へ移れない。食事、風呂も何度言ってもなかなか切替られない。特に宿題へ向き合うには、時間がかかっている。宿題を始めてもイライラ状態のまま。
これまでは、学校の先生へも相談をさせていただき、学校生活での配慮をいただきながら、また、多くの友達に助けられながら、やってこれたと思う。
小学校も高学年になり、今後の中学校への進学も考えると、素人である我々両親は、どう手助けをしてあげるのが、息子にとって良いのか?社会へ出て、独り立ちするためにはどうすればいいのか?
そんなヒントや実際の助言などが得られればとの思いから専門科を受診することに至った。
実際は、もっといろいろな思いがあったと思うが、うまく言い表せられない(;^_^A
これから
今は、診察結果がでて、これから実際のサポートを行っていきましょうとの段階。
サポートとは、苦手な分野のトレーニングを行うことと説明を受けた。
サポートを専門とする担当医も決まり、当面は月1回の診察を行うこととなった。
現時点で気を付けていること
・ 突然の予定変更などへ対応することは苦手なため、事前に予定を教えるようにしている。例えば、「明日は習い事があるよ。」から始め、当日の朝には「今日は○時から習い事があるよ。」など。 それでもスムーズにはいかない。
・ 宿題の時間を決めている。決めたことで、本人もやらなければいけないと分かっているようだが、やはりなかなかはじめられないのが現状。また、宿題には必ず付くようにし、わからない箇所のサポートをするようにしている。ただ、子供がイライラしているので、こちらもつられてイライラしてしまうことが多い。こちらがイライラしていては、いいことはないとは分かっているのだが、・・・・。
『子供への最善のサポート』これに尽きるのだが、将来を見据えながらも、今夢中になれることも大事に、幅広い経験を積みながら、親子で楽しくお互いに成長をしていきたい。
今日は宿題にスムーズに取り組めた!!
計算問題がこれでもかというほどたくさんあったが、やり抜けた!
いえーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!